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家屋解体(木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造)
古くなった家の建て替えをするために解体工事を行う場合、ハウスメーカーや工務店に解体工事を依頼すると下請けの解体業者に発注されることになります。
その場合、ハウスメーカーや工務店の仲介料が発生するため、工事金額が高くなってしまいます。
そこで、解体工事は解体業者に直接依頼し、建築工事はハウスメーカーや工務店にお願いするというように、それぞれの工事を分けて発注(分離発注)することでコストも下がり、また建物の建築や改修の質がより良いものに仕上がるというメリットもあります。
また、解体業者と直接契約すれば元請として工事出来るため、もしも事故や追加工事が発生した場合はスムーズに対応することが可能になります。
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アパート・マンション・ビルの解体工事
アパート、マンション、ビルの解体工事は戸建住宅の解体とは異なり、特定建設作業届けの作成と提出が着工前に必要となります。
集合住宅や高層の建築物の解体工事は大掛かりな作業となるため、騒音、粉塵、使用する重機やダンプの振動などは戸建住宅の解体以上に大きな問題となります。
そのため、近隣住民への事前の挨拶や工事の説明などをしておくことが大切です。
工事の手順としては、まず足場の設置や養生、エアコンのフロン回収、天井板や床板の撤去を行います。
また、内装部分にアスベストを含む材質が使用されている場合もあるため、飛散しないように注意して解体を行う必要があります。
内装解体が終わると、続いて重機による躯体解体が行われます。
躯体解体後に基礎部分の解体を行い、基礎抗を抜き、整地作業に至ります。
アパートやマンション、ビルの解体には多くの作業が発生する上、建物の大きさ、隣家との距離や道路の幅などにより費用が大きく変わってきますので 見積りの際には細かく確認する必要があります。